インフルエンザ患者数が過去最多となっているそうです。
医療現場からは検査キットの不足を心配する声も上がっているほどです。
インフルエンザ発病後、多くの方は1週間程度で回復しますが、なかには肺炎や重い合併症が現れ重症化する方もいます。
気を付けたいのは高齢の方や5歳未満の幼児です。
インフルエンザにかかった際に、ウイルスが脳内に直接侵入して脳に炎症を起こして脳炎になる場合と、ウイルスに過剰反応してサイトカインという物質が体内に放出され、けいれんや意識障害、異常行動を起こす脳症があります。
脳症になるケースかどうか予測することは難しく、またけいれんも発熱による熱性けいれんと区別することは難しいといわれています。
ウイルスの増殖を抑えるため、早めに発見し抗ウイルス剤を服用することが防止につながります。
そして毎年継続的にワクチンを打って免疫力を高め、特に乳幼児は生後6か月から接種可能なので継続的に受けることをおすすめします。